「リーダーって何だ?」「コミュニケーションって何だ?」「自分が会社に求められているものって何だ?」「自分の役割って何だ?」「会社って何だ?」「何のために働いているんだ?」……自問自答を繰り返す日々。経営参謀塾は私に「考える」機会を与えてくれました。
私が最も考えることに時間を費やしたのは、「コミュニケーションって何だ?」だと思います。ここではコミュニケーションの難しさ、大切さを考えさせてくれました。私は、「人は分かり合えるもの」だと思っていましたが、経営参謀塾でその考えは覆されました。
「人は分かり合えない」ということから始める。コミュニケーションの始まりはそこにある。それに気づかされました。そういった、自分が知らなかったこと、気がつけなかったことを教えてくれるだけでなく、考えさせてくれる場。それが、経営参謀塾なのだと思います。
そして、これは副産物かもしれませんが、悩んでいたり迷っていたりしているのは自分だけではないということも教えてくれました。経営参謀塾には、いろいろな業種の参謀たちが集まります。みんなそれぞれの課題を共有し合って、一緒に考えて悩んで、励まし合って、時には笑って時には泣いて……。自分は一人ではない。一緒に考えて悩んでくれる仲間がいる。そういうことに気づかせてくれました。経営参謀塾はそんな環境を提供してくれます。そしてそのつながりは今も続いています。仲間たちの頑張りは私の毎日の仕事の励みになっています。
たった半年。でもとても価値のあった半年。経営参謀塾の存在は今でも私の背中を押してくれています。
株式会社プラウ21 編集課長 及川順仁